ほぎ乃屋ブログ

【ほぎ屋レビュー】MeowWithMe『K-Vice (meowwithme rework) ENG』

文責: ほぎ屋

K-Vice (meowwithme rework) ENG

MeowWithMe

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ニチジョウコーポレーションで盗みを働いて逃亡中のサヤマリョウヤは、町のサロンに隠れる事を余儀なくされた。運良く店のオーナーからメークアップをしてもらえる事になるがそれには痛い代償が・・・サヤマはとてつもないホラーを味わう事になる・・・K Vice!

MeowWithMeさんから販売されているWebコミック『K-Vice (meowwithme rework) ENG』のご紹介です。

名作『Kの悪癖』を女体化改造主軸にリメイクしたWebコミック

milda7さんと言えば、TSジャンルをかじったことのある方ならば知らない人は居ないと言っても過言ではない程の有名作家さんかと思います。今もなお精力的に活動されているmilda7さんは、いわゆる『強制女装』にフォーカスした優れた作品を多数発表されています。

そんなmilda7さんの2010年頃発表作品である『Kの悪癖』もまた、その濃厚な施術描写や世界観で多くのファンを魅了しました。

抗争相手の吉祥寺組から機密データを盗み出した佐山涼也は追跡を逃れるために路地裏の店に逃げ込む。 そこは「K」という女が経営する美容サロンだった。「追跡から逃れるためには変装が必要」とKは涼也に美容サロンの施術を強要するのだった。それがすべての始まりだった。気が付けば女性らしいメイクを施され、大量注入される濃縮女性ホルモン。フリル満載のパニエと光沢ストッキングの永久接着。脳内の強制女性化。女性の髪型の永久固定。Kの悪癖はフルスロットルで涼也を一晩で女へと改造していくのだった。そして涼也は娼婦にされ、飢えた男の待つ夜の店に放り出されたのであった・

Kの悪癖/女人化研究所 より

本作は、そんなKの悪癖をタイ在住のTS作家さんであるMeowWithMeさんが女体化改造主軸にリメイクしたWebコミックです。

表紙左手の男性『Sayama Ryouya』が主人公です。『Kichijou Group』に追われていた彼は、途中『Salon K』という美容室へ逃げ込みます。

もちろん予約などしていない中、快く匿うことを承諾されるも「バレないようメイクしてあげる」と言われるがまま拘束されてしまいます。

無事Kichijou Groupの『Kurosaki』達から逃れることができるも、Kurosakiに気に入られてしまったらしいSayama Ryouya。そのままSayamaだとバレないよう、無理やり濃縮女性ホルモンを注入され、さらには女装やヘアセット、胸や性器の改造まで施されてしまい...

この作品のここが良い!

  • 『Kの悪癖』の世界観を踏襲しつつ、完全女体化改造作品として完全リメイク!
  • 全編フルカラー!
  • 精神女性化、アイテムごとの女装ステップ、女体化、メス堕ち、全てが細かく描かれている!

milda7さんの作品は、主人公の精神女性化や女装による羞恥、周囲から蔑まれることによる屈辱感などが丁寧に描かれているのが特徴です。本作はそこへさらに完全な女体化改造描写が加わるなど、「強制女装」だけでなく「強制女体化」にこだわる方にもおすすめできる作品だと思いました。

ここはもう少し...

milda7さんの作品を特徴付ける要素として、その独特のタッチによる重厚な雰囲気が挙げられますが、MeowWithMeさんの作品はよりポップな印象を受けるタッチで描かれることが多く、本作もその例に漏れません。 より多くの方に受け入れられやすい作品となったかとは思う一方で、私のようなmilda7さんの作品を知るファンにとっては、少々物足りなさを感じるかもしれません。

またこれは原作においても同様ではありますが、本作終盤におけるエッチシーンおよびその最中における元男としての心理的な葛藤の描写は、少々短めかつ簡潔な描写となっている印象を受けます。最近のTSモノ作品の多くがエッチシーンに重点を置くものが多い中、そのような作品をお求めの方にとっては楽しみ方に少々苦戦するかもしれません。

まとめ

milda7さんの名作を正当進化させ、多くの方に楽しんで頂きやすくなった優れた作品です。是非ご購入ください。

ほぎ屋でした。

MeowWithMeK-Vice (meowwithme rework) ENG
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